こんにゃくの知識紹介

こんにゃくは有益なアルカリ性食品であり、動物性酸性食品を食べすぎる人に対して、こんにゃくを組み合わせて食べることで、食品の酸、アルカリのバランスを達成でき、人体の健康に有利である。こんにゃくは天南星科こんにゃく属植物の一般称で、主に東半球熱帯、亜熱帯で生産され、我が国は原産地の一つであり、四川、湖北、雲南、貴州、陝西、広東、広西、台湾などの省山間部に分布している。こんにゃくは種類が多く、統計によると世界には260以上の品種があり、我が国に記載されているのは19種類で、そのうち8種類は我が国特有である。こんにゃくの地下塊茎は平たい円形で、まるで大きなクロナズナのようで、栄養は非常に豊富で、多種のビタミンとカリウム、リン、セレンなどのミネラル元素を含んで、また人類が必要とするこんにゃく多糖を含んで、そして低カロリー、低脂肪と高セルロースの特徴を持っている。

こんにゃく食品は味がおいしいだけでなく、食感が心地よいため、近年では「魔力食品」、「不思議な食品」などと呼ばれている。しかし、こんにゃくは全株に毒があり、中毒後の舌、喉の灼熱、かゆみ、痛み、腫れがあり、民間では酢に生姜汁少々を加え、内服または含嗽で救うことができる。そのため、こんにゃくは食べる前に粉末、蒸煮、すすぎなどの加工過程を経て脱毒しなければならない。